ブックタイトル国際印刷大学校研究報告 第16巻
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国際印刷大学校研究報告 第16巻
インターンシップ制度の印刷企業への導入研究■2014年8月18日から29日の10日間、㈱サンエムカラー本社及び工場で実施した。(5)印刷教育研究会機関誌「印刷教育研究」No.29に「印刷産業でのインターンシップの取り組み」10)と題し、本研究調査過程の経緯をまとめた。更に、日本印刷学会秋季研究発表会で報告11)した。本報告では結果及び考察は紙面の都合で省略した。3.結論印刷分野のインターンシップはかって「工場実習」という名称で各大学の研究室がある意味で就職と直結させるために実施していて、就職率は100%を維持していた。近年、インターンシップ制度の登場により、各大学のキャリアーセンターで指導され、多くの学生がこれに参加するようになり、学術と産業という共同基盤が確立されつつある。印刷産業は中小企業が多く、インターンシップを組織的に展開する時間や能力もやや不足気味と思われるが、厚生労働省のジョブカードで構築したOJT、Off JTや2000年以降に出版された印刷テキストブック5種類(最近では「印刷テキストブック」日本グラフィックサービス工業会2014年7月発行などを参考にして、社内の指導員教育の基盤づくりが大切である。今後の印刷企業での従業員教育には給与支払額の1%以上は計上し、印刷分野の新しいビジネス構築が急務であろう。詳細は日本印刷学会研究発表会要旨集、国際印刷大学校のHPなどを参照して下さい。参考文献1)日本インターンシップ学会;高大接続にみるインターンシップ研究会(九州大学箱崎キャンパス、2014年5月10日)2)木下堯博;グラフィックメディア教育論(㈱サンエムカラー, Agfa内覧会, 2014年3月14日)3)東京グラフィツクサービス工業会;実践型人材養成システム報告書(2009,2010)4)IPEX2010報告会;(第1報)(九州印刷機材展、2010年6月12日)、(第2報)(CD勉強会、八丁堀ハイテクセンター、2010年7月9日)いずれもHPにPPTを掲載5)木下堯博;印刷教育の展望、日本印刷学会秋季研究発表会特別講演(愛知県文化会館、1964年11月27日)木下堯博;印刷技術教育の展望、日本印刷学会誌、44[6]21?23(2007)6)木下堯博;印刷教育研究半世紀の歩み(第1報?第7報)、印刷情報(13年1月?5月号)7)木下堯博;環境改善に関する一考察、大韓印刷文化協会,国際環境フォーラム、(ソウルKINTEX,2014年8月27日)8)大学コンソーシアム京都;www.consortium.or.jp9)森下舒弘;次世代ものづくり新事業創造の報告書(京都産業21、2014年4月)10)木下堯博;印刷産業のインターンシップの取り組み、印刷教育研究Vol.29(2014年7月4日)11)木下堯博、森下舒弘、谷脇栗太、川口花;印刷教育に関する調査研究(第1報)―インターンシップ制度の印刷企業への導入事例―(日本印刷学会秋季研究発表会、京都工芸繊維大学、2014年11月21日)国際印刷大学校、*㈱サンエムカラー(国際印刷大学校賛助会員)〒189-0002東京都東村山市青葉町2-29-12*〒601-8371京都市南区吉祥院嶋樫山町37International Graphic Arts & Printing Univ. & *SunM Color Co.,Ltd.2-29-12,Aoba,Higashimurayama City, Tokyo, 189-0002, Japan*37,Kithusyouin-Shimakatagiyama,Minami-Ku,Kyoto City,601-8371,Japan23