ブックタイトル富士181号 [特集]品質管理365日 今期の反省とまとめ

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富士181号 [特集]品質管理365日 今期の反省とまとめ

「播州は上下とも、盗賊のふるまいの国だ」 (司馬遼太郎『播磨灘物語』)引用文は、奥羽を除く五十余国の人々、特に武士の気風について紹介した戦国期の『人国記』より。播州人には失礼極まりないが、紀州国は「風俗不律儀」(不義理)、讃岐国は「邪知の人、百人に半分」と、大抵の国に採点が厳しい。この播州人の評価は、南朝側から寝返り尊氏の挙兵に加わった赤松則のり村むら(円心)、将軍家に謀反を起こした赤松満みつ祐すけらの赤松氏がモデルになっているのだろう。『源氏物語』の人物ではあるが、今号の表紙絵の明石の君の父・明石入道も、前さきのはりまのかみ播磨守で、中央での出世の道を捨て、播州に割拠して、帝の外がい戚せき(天皇の母の一族)になることをめざす野望の人である。舞子浦や明石浦の松は、全国にその名を知られた。そして松は明石入道の信仰する住吉神ゆかりの神木でもある。黒田官兵衛(孝よし高たか)は、播州姫路に生まれ、「天下人の軍師」として織田・豊臣・徳川の三時代を生きる。秀吉の天下取りの最大の功労者でありながら十万石の微禄とされたのは、「自分が死んだら官兵衛が天下を取るだろう」と、その才能に恐怖したからだともいう。今号は山陽道を司馬遼太郎作品の登場人物と共に旅する。播磨(はりま)舞まい子この浜はま