ブックタイトル富士181号 [特集]品質管理365日 今期の反省とまとめ

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富士181号 [特集]品質管理365日 今期の反省とまとめ

『恋は雨上がりのように』眉月 じゅん(小学館)『恋雨』の舞台神奈川県川崎市中原区木月元住吉。株式会社ホクシンさんの住所を見たとき、既視感がありました。この地が、アニメ化・映画化もされた眉月じゅん『恋は雨上がりのように』(『恋雨』)の聖地(舞台)であることを、すぐに思い出しました。ネットにはファンによる「聖地巡礼」の記事もあります。住吉大社様には一方ならぬお世話になっていますから、川崎市にも「住吉」という地名があることが、記憶に残っていたのです。『恋雨』は、ファミレスでアルバイトする17歳の女子高校生と、自他とも認める「冴えないおじさん」のバツイチの店長との間の純愛ラブコメディです。舞台となるファミレスは、ガスト新川崎昭津店がモデルのようです。夏祭りで待ち合わせるのがホクシンさんの最寄り駅である元住吉駅であり、お祭りが行われているのは住吉神社です。主人公の少女は、ケガで陸上への夢をあきらめたアスリートですが、木月住吉町には、スポーツ整形外科で有名な関東労災病院があります。しかし17歳の少女と45歳の中年男性の間に、恋愛物語は成立するのでしょうか。良識ある大人としては、「ありえない!」と全力で否定しなければならないでしょう。未成年ですから、コンプライアンス上も問題がありそうです。『恋雨』は、この現実にはありえない、またあってはならない(元)ボーイ・ミーツ・ガール物語を、「ありかも?」と思わせる、爽やかな純愛ストーリーに仕立て上げています。中原区と淀川区 木月と三国最初、川崎の住吉神社を創建したのは、大阪ゆかりの人たちか、住吉神を信仰した舟運業者かと考えましたが、「一村一神社」を推進した明治政府の神社合祀により、村内の十の神社を合祀したもので、元々の名称は「元矢倉神社」だったということです。ご由緒を読むと、村の名前が「住吉」だったので「住吉神社」に改称したと書いてあります。「住吉」という地名に旧住吉村の住民は愛着を持っていたようで、「元住吉駅」という駅名も、旧住吉村が旧中原町に合併するに際して、住吉村の名前を消えることを惜しんだ住民からの要望による命名だったといいます。中原区木月のロケーションは、当社の立地する淀川区三国にもよく似ています。川崎市中原区は多摩川と矢上川、大阪市淀川区は淀川と神崎川にはさまれたデルタ地帯です。区の花はどちらもパンジーです。「木月」の地名の由来は、「築き」が語源だとする説があります。「築く」は、「杵き」(きね)を「つく」という意味で、土や石などを積み重ねて、地固めをすることを指します。低湿地で、堤防を築いたり干拓してきた歴史がうかがえます。三国の語源は何でしょうか。全国各地にある「三国峠」のように、国境に面しているわけでもありません。本来の語源に近い漢字を当てるなら、福井県の三国海岸と同じく、「水国」でしょう。この地もかつては大雨のたびに洪水になる低湿地帯でした。前号の編集後記で、「多摩」の語源が「丹たば波」であるという説を紹介しました。創立70周年を迎えるに当たり、当社は東西の「丹波」に生産拠点を築くことができました。次号から、新天地である東の「丹波」(多摩)にまつわる作品を紹介していきたいと思います。『恋雨』聖地巡礼 木月と三国 ──多摩川の風景