ブックタイトル富士181号 [特集]品質管理365日 今期の反省とまとめ

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富士181号 [特集]品質管理365日 今期の反省とまとめ

ホクシンさんのロゴと「新書体ブーム」うなかわいらしさ、のどかな印象を醸し出しています。さくらももこさんの『ちびまる子ちゃん』(1986年刊行)のモノローグもタイポスですが、同書の影響だと思われます。1990年代後半、印刷物の文字は写植からDTPで組む時代になり、1997年6月1日、「タイポスオールマイティ」として発売されました。以前は仮名だけの書体でしたが、2008年に漢字タイポスとして漢字も初めてフォント化され、ファミリーも5ウエイト揃いました。発表51年経った今もそのキュートでコケティッシュな書体は愛され続けています。ます。書体デザインの歴史を語るうえで避けて通れないのがこの「タイポス」です。印刷用の書体といえば明朝体・ゴシック体・筆書系の書体しかなかった時代に、タイポスは旧来の書体が持ち得なかったデザイン性の高さで、その後の書体デザインに大きな影響を与えました。タイポスは、雑誌『an・an』(1970年創刊)『non-no』(1971年創刊)の本文に使用され爆発的にヒット、新聞・雑誌広告やレコードジャケット等あらゆる印刷物に盛んに使われました。タイポスの成功を機にさまざまな新書体が誕生して、ナール(1972年発表)、スーボ(1974年発表)、スーシャ(1979年発表)といった斬新な書体が輩出され、いわゆる「新書体ブーム」が起こりました。次々と新書体が生まれると、タイポスの使用頻度も次第に少なくなりましたが、黒柳徹子さんの『窓ぎわのトットちゃん』(1981年刊行)本文に採用されるなど、根強い人気を誇りました。ふところが広く、明るい表情で、コロンとしたタイポスの仮名は、幼少期を振り返る物語に、絵本のよホクシンさんのロゴの作成者の伊藤勝一さん(1940年-)は、横浜市出身のグラフィックデザイナー、アートディレクター、タイポグラファーです。伊藤さんは、1960年代に登場し、新書体ブームのきっかけを作った「タイポス」の共同開発者の一人です。この他にも、「タウンページ」のロゴタイプなど、有名企業のロゴ・マーク・VI(ビジュアル・アイデンティティ)を多く手がけています。著書に「伊藤勝一の漢字の感字」などがありあーまる子の望みどおりの生活が手にはいったよインドってかんじするわインドをなんだと思っているのだこのぞせいかつまる子のセリフの「ナール」(右)、大人になったまる子の声が「タイポス」(左)cさくらももこ『ちびまる子ちゃん』(集英社)