ブックタイトル品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社

ページ
58/108

このページは 品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社 の電子ブックに掲載されている58ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社

第2章4年間の事故報告書のまとめ*21-3営業部・得意先の事故と原因■事故内容同業得意先からの受注でデータ受けだったが、データに不備があり画像(商品)が一部抜けていた。絵柄は小さい商品の写真でCTP課による検版や印刷工場のチェックでも気付かなかった。■処置データを修正し正しい絵柄にして全数刷り直した。得意先にも不備があったため費用の一部は負担いただいた。■損失金額22,316円[不良品][良品]絵柄ヌケ■原因営業が得意先より受け取ったデータは生データだったので、弊社CTP課にてデータを加工したが完全にはならなかった。納期が迫っていたので充分なチェックを出来ないまま次工程に廻した。同業会社からの受注の場合、様々なデータがありまれに印刷に不適当な場合がある。得意先の担当者も弊社営業もデータに不慣れだったことが原因だった。■再発防止策同業得意先からデータ請けする場合はデータの内容を得意先に聞いて「CTPデータ下版指示書」に記入する。CTP課は「CTPデータ下版指示書」の記入が不十分で内容が確認出来ないデータは受け取らないことにした。046 Total Quality Control 365days