ブックタイトル品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社

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品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社

Sustain:躾(持続させる/維持する)5Sの最後のステップはSustain(持続/維持)だけれど、本当の意味はdiscipline:躾だ。躾とは、すべての作業環境で清潔と整頓を保つことを約束することだし、施設内での日常生活として最初の4Sを実行することだ。躾は、5Sを実践する上で飛びぬけて難しく、最大の難関だ。人間は、みんな「変化」に対し抵抗する傾向があるからだ。5Sは「見える化」し、絶えず3つの質問を繰り返すことで、進捗状況を追跡しなければならぬ。(1)5S活動の到達目標は何か?(2)進捗状態を評価する特性値は何か?(3)進捗状況の評価を支援し、躾を成長させるツールや資源とは何か?躾は実践活動の量で決まる。チームの取り決めた5Sの標準を実践し維持することだ。15Sと「見える化」マネジメントのトレーニング25Sの看板を、価値を生み出す工程ごとに、全工程を貫いて配置する35S「取組み前」と「取組み後」の写真を撮っておく4標準化したことを「見える化」する51週間に1回、5分間、5Sを評価する6月に1回または3ヵ月に1回、5Sをチェック5Sに焦点をあてた作業環境を確立することは、生産工程で発生するムダを減らし、生産処理能力を高め、生産コストを下げ、売上増大の機会をもたらすはずだ。Total Quality Control 365days 059