ブックタイトル品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社

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品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社

第4章プライバシーマーク取得に向けてプライバシーマーク取得に向けてプライバシーマーク事務局1.はじめに「個人情報の保護に関する法律」が2005年4月1日に全面施行され、当社は個人情報取扱事業者として個人情報の適切な利用と保護を行わなければなりません。一方、個人情報保護法が全面施行された以降についても、連日のように新聞やインターネット等で他社における個人情報の紛失・漏えい事件が報道されています。このような状況下、当社は経済産業省の外郭団体である財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)が認定しているプライバシーマークの取得を目指し、平成21年4月ワーキンググループを立ち上げ、個人情報保護マネジメントシステムの構築を行い、準備を進めています。ここでは、プライバシーマーク制度の概要とともに、今後全従業員が遵守しなければならない個人情報保護に関する各種規定のポイントを解説します。2.プライバシーマーク制度の概要(1)プライバシーマーク制度とは1プライバシーマーク制度は、日本工業規格「JIS Q15001:2006個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に準拠して、個人情報の取扱いに関し適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者を認定して、財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)がその旨を示すマークを付与し、事業活動に関して使用を認める制度です。2マネジメントシステムとは、事業者の代表者の関与による全社的な取り組みとPDCAサイクル〔計画(Plan)⇒実施(Do)⇒監査(Check)⇒見直し(Action)〕の実施及び継続的な改善を行っていく仕組みのことです。個人情報保護マネジメントシステムは、この趣旨に則って個人情報保護に関する社内体制、規定の策定などを行った上で、それを実施し、維持し、継続的に改善を行うことになり、P⇒D⇒C⇒A⇒P⇒D⇒C⇒A・・・と繰り返しながら継続的な改善を行うことがポイントとなります。ISO系のマネジメントシステムとは異なり、本社や支社など一部だけ適用ということができず、基本的に全社が適用範囲となります。062 Total Quality Control 365days