ブックタイトル品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社

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品質管理365日──事故はかくすな。正直に報告し、原因を追究せよ(石川 忠)│富士精版印刷株式会社

内部監査は、環境マネジメントシステムにとって重要な位置にあります。システム改善のポイントが発見され、不適合の原因追求と対策の実施を的確に行えば、環境管理システムをレベルアップすることができます。また、内部監査員の人材を強化することによってさらにレベルアップされた内部監査をすることができ、環境マネジメントシステムがよりよく改善されて完成度の高いものになっていきます。ⅣACT環境マネジメントシステムの運用上の問題点を発見し、是正を行い有効性の確認をします。また、このまま経過すると不適合となる傾向が見られれば予防を行います。ISO14001では、不適合によって発生するあらゆる影響を最小限に留め原因を特定し、是正、予防措置を実施し、不適合を防止するための処置が必要か判断し、立案された適切な処理を実施する。取られた是正処置、予防処置の結果を記録し有効性を再点検します。是正処置は、苦情、要望や自己チェックからルール違反、法規制違反が発見されれば再発防止策を是正処置として効果がでるまで実施します。内部監査で発見された場合は内部監査報告書で効果がでるまで実施します。具体的には、目標が未達、実行計画が計画通り進捗していない、手順書の遵守状況、機器が正確に校正ができないなどです。他部署でも同様の事例があれば水平展開し是正、予防処置を実施します。マネジメントレビュー最後に、環境マネジメントシステムの、継続的な適切性・妥当性・有効性を確実にするために社長による見直しを実施します。当社では年1回、内部監査実施後に行っています。社長への見直しインプット情報は環境管理責任者が作成しマネジメントレビューを行います。平成21年度の資料は次頁の通りです。Total Quality Control 365days 085