ブックタイトル品質管理365日・第6集--短納期・低コスト・デジタル時代の印刷トラブル対策事例集::富士精版印刷株式会社

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品質管理365日・第6集--短納期・低コスト・デジタル時代の印刷トラブル対策事例集::富士精版印刷株式会社

第2部印刷トラブル事例集■PP貼り加工のフイルムが製本時にめくれた表面加工・その他加工トラブル事例6【キーワード】PP加工プレコートフィルム特色インキ■事故内容無線綴じ製本で表紙のPP貼りのフィルムがめくれてしまい製本が出来ない。■処理内容製本綴じされた製品を検査して不良品を排除。工程を1日遅らせて製本作業を行った。■損失金額0円※製本のテスト段階で発見されたた良品不良品め、加工予備で定数をキープできた。■原因1表紙が特色インキの総ベタだった。2PP貼りから製本までの時間が短かった。接着剤が乾燥していないために密着度が低かったと思われる。以上の要因が重なり、製本の三方断裁の返り・搬送ベルトでフィルムがめくれてしまった。■再発防止策1PP貼り加工には、接着剤をあらかじめ塗布してあるプレコートフィルムを加熱しながら貼り合わせる方法(プレコート方式)と、表面加工時にフィルムに接着剤を塗布しながら貼り合わせる方法(コーター方式)がある。現在は、簡単にでき、仕上がりもきれいで、しかも有機溶剤を使わないプレコート方式が主流である。しかしフィルムの定着力(接着力)ではコーター方式の方が高い。このように特色の総ベタの場合、この方式の選択がベストである。2製本工程でフィルムの剥離が発生する場合は、少し時間をとり、接着剤を完全に乾燥させる。※特色インキは通常のプロセスインキに比べて剥がれやすい(乾燥・硬化に時間がかかる)。特に顔料の多い濃い色のインキは注意が必要。特色インキの定着度は用紙によっても、乾燥時間によっても変わる。114 Total Quality Control 365days