ブックタイトル品質管理365日・第6集--短納期・低コスト・デジタル時代の印刷トラブル対策事例集::富士精版印刷株式会社

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品質管理365日・第6集--短納期・低コスト・デジタル時代の印刷トラブル対策事例集::富士精版印刷株式会社

枚葉印刷と輪転印刷の特性波打ちブリスターメリットデメリット・環境(湿度、用紙など)で発生するが比較的少ない。発生しない。1主流であるため対応がしやすい。2インキが安い。3色調子が一定しやすい(H-UVシステム方式・輪転と比較)。4輪転と比較して波打ち・伸縮は少ない。1擦れやすい。2乾燥が遅い。3スプレーパウダー(ブロッキング防止剤)で光沢不良、ザラツキが出る。4ベタが多いとブロッキングを起こしやすい。5A<35>kg以下の用紙は印刷に向かない。・枚葉(油性インキ方式)と比較してやや大きい。発生しない。1すぐに加工が出来る。2油性インキ方式・輪転と比較して擦れにくい。3加工でのトラブルが少ない(パウダー無し・完全乾燥)。4輪転と比較して波打ち・伸縮は少ない。1油性インキ方式と比較してコストが高い。2特色などでインキ手配に時間がかかる。3特色で印刷に向いていないインキがある(蛍光色・金銀など)。4油性インキ方式と比較して上質など浸透する用紙は光沢が出る。5A<35>kg以下の用紙は印刷に向かない。・絵柄の多い場合に多く見られる。・湿度が高い梅雨時などに発生しやすい。・両面にベタが多い場合発生する。原因:ドライヤー温度・用紙・絵柄1すぐに加工が出来る。2ロングロットは安くできる。3頁折が出来て加工日程が早くなる(中綴じ・無線綴じ)。4枚葉機よりも薄紙に対応が可能。1擦れやすい。2表紙が枚葉、本文が輪転の場合は断裁後に本文が伸びる。3製本後に本が波打ちを起こす(絵柄・水分の不均一)。4火じわが発生する。5針ヌケ・背割れ・折割れが発生しやすい(乾燥過多)。6両面ともベタの場合はブリスターがでる。7通し数が少ないと色調子が合わない(色が安定するまで時間がかかる)。8印刷ロスは枚葉に比較して多く必要(端紙が出る)。9表面加工・刷り込みには向かない(シリコン被塗)。10枚葉機より光沢がある(擦れ防止でシリコン被塗)。Total Quality Control 365days 129