ブックタイトル品質管理365日・第6集--短納期・低コスト・デジタル時代の印刷トラブル対策事例集::富士精版印刷株式会社

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品質管理365日・第6集--短納期・低コスト・デジタル時代の印刷トラブル対策事例集::富士精版印刷株式会社

印刷営業のトラブル事例背幅のデータ修正は間に合っているわけだ。この情報は後工程(ポストプレスの加工担当)とも共有しなければならない。用紙の連量が変わった場合には、再度束見本を作成するのが望ましい。今回は変更前から33%も紙の重量(厚み)が増えているのだから、なおさらだ。束見本が日程的に間に合わなくても、用紙見本帳でチェックを行えば、リサイズの指示は可能である。「用紙の連量が変われば、本の厚み(背幅)も変わる」という認識を徹底しなければならない。背幅が変われば、ブックケースはもちろん、段ボールケースの高さも異なってくる。また用紙代や運賃などのコストにも影響する。中綴じでは外ページからセンターページにいくほど、小口とノドまでの左右寸法にも差が出てくる。こうしたことに常に注意を払ってほしい。Total Quality Control 365days 027