ブックタイトル品質管理365日・第6集--短納期・低コスト・デジタル時代の印刷トラブル対策事例集::富士精版印刷株式会社

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品質管理365日・第6集--短納期・低コスト・デジタル時代の印刷トラブル対策事例集::富士精版印刷株式会社

デザイン・DTPのトラブル事例3お客様の担当者とオペレーターが直接やり取りし訂正の履歴も残っていない。校正課でも赤字が入った修正箇所のチェックしか依頼されてなかったため見つけられなかった。■再発防止策1DTPの組版作業では、「ミスを発見しやすい」「ミスを修正しやすい」「ミスがあっても影響が少ない」ことを心がける。文字列の移動も、コピー&ペーストなら、ダブりの危険はあっても、第三者にもミスを発見・修正しやすく、万が一見逃しがあってもエンドユーザーにかける迷惑は少ない。しかしカット&ペーストなら、このケースのようにデータが消失する危険がある。人は誰でもミスをすることを前提に、作業手順を見直すこと。2営業は校正段階で赤字が少なくなるように、作業計画を立てなければならない。特に初期設計が重要である。InDesignは決まったテンプレートに文字を流し込み、体裁を整えていく組版ソフトである。今回のように複雑な文字列のソート(整列)には向いていない。Excelなど表計算ソフトを活用した前段階での原稿整理が、作業効率と精度を高める。3制作段階のミスは、発見が難しい。作業内容が第三者にわかるように、訂正の履歴は必ず記録に残す。電話やメールなどの指示も、原稿に転記し一本化すること。お客様の担当者と直接やり取りになる場合もあるが、営業にCCでメールを同報するなど進捗状況を共有する。※単純入力ミスの発生率は、ベテランでも0.1%、経験が浅ければ1.6%という調査報告がある(*)。データ件数が1000件を超えた場合、ベテランでもミス発生率は100%である。オペレーター一人任せにすることはできない。1ヵ所でもミスがあれば、それは不良品である。*「社会調査の入力ミスの発生率について」(青森大学付属総合研究所紀要Vol.15,No.1,1-5,March 2014)http://www.aomori-u.ac.jp/wp-content/uploads/2015/07/15-01-02-article-01.pdfTotal Quality Control 365days 035