ブックタイトル品質管理365日・第6集--短納期・低コスト・デジタル時代の印刷トラブル対策事例集::富士精版印刷株式会社

ページ
46/148

このページは 品質管理365日・第6集--短納期・低コスト・デジタル時代の印刷トラブル対策事例集::富士精版印刷株式会社 の電子ブックに掲載されている46ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

品質管理365日・第6集--短納期・低コスト・デジタル時代の印刷トラブル対策事例集::富士精版印刷株式会社

第1章工程別の事故報告書のまとめ■データ処理不備によりロゴマークが切れてしまうプリプレスのトラブル事例2【キーワード】表紙・本文サイズ違いVPS■事故内容製版でのデータ処理不備により表3ページが全体に拡大してしまいケシタ側(罫下側)のロゴマークが切れてしまう。印刷時は気づかず、製本時に発覚した。■処理内容表紙台を刷り直し進行。■損失金額112,066円■原因中綴じ製本のA4パンフレットの仕事だった。入稿データ(Illustrator)は、通常A3見開きで作成される。しかし今回入稿されたデータは、A3見開きの左右の中心に6mm空きを設けた、426×297mmの無線綴じ仕様。だが表2・表3は、A3正寸(420×297mm)の中綴じ仕様と、製本サイズ・製本仕様が混在していた。面付け時にはインデザインに見開きを単ページ単位で貼り込み、面付けデータを作成する。しかし本文のサイズが426×297mmだったため、表2・表3も同じサイズだと思い込み、そのまま作業を進めてしてしまった。その結果、表2・表3が101.3%拡大されてしまい、仕上げ線からロゴマークがはみだしてしまった。■再発防止策1中綴じであるにもかかわらず、無線綴じの仕様でデータが入稿されてくるなど、明らかにデータ不備である。中綴じの指示が間違いで、無線綴じが正解という可能性もあった。上司・営業にデータ不備を報告し、正しいデータ仕様・サイズでの再入稿をお願いすること。2納期などの諸事情で、再入稿が不可能な場合には、緊急避難として、表2・表3を拡大してサイズを整えるやり方もやむを得ない。しかし拡大した時点で、お客様の意図とは異なるデータの編集加工になっている。カンプ出力などを行い、仕上げ線を引いて、拡大結果をきちんと確認すること。【表1・表4/本文台】【表2・表3】210mm426mm3mm3VPS(バーチャル・プルーフィング・システム)による、刷版出力直前チェックを徹底3mm210mmすること。ガイドを引いてページのズレがないか確認する。297mm210mm420mm210mm297mm044 Total Quality Control 365days