ブックタイトル国際印刷大学校研究報告 第20巻

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国際印刷大学校研究報告 第20巻

1国際印刷大学校研究報告第20 巻の刊行■国際印刷大学校研究報告第20 巻の刊行The Publication for Vol 20 of IGU Research ReportAkihiro KINOSHITA木 下 堯 博2000 年5 月18 日から5 月31 日までデュッセルドルフ市で開催のdrupa2000 に参加し、更に、マインツ市での協賛行事のGutenberg 600(1400 ~ 2000)にも出席した。drupa2000では国際印刷大学校の設立に関し、ヨーロッパの印刷メディア系大学との学術交流の基礎が確立された。drupa95(1995)からの課題であった「世界の印刷文化遺産」をシカゴのPrint97(1997)で中間報告を行ったが、drupa2000 参加後、ライプチッヒ印刷博物館で発表した。質疑応答での各問題点はdrupa2004 に引き継がれた。更に、1995 年のdrupa95 から2015 年までの20 年間、世界の印刷博物館(約50 館)の調査を行い、2015 年9 月3 日の本木昌造140回忌で報告した。(研究報告第16 巻参照)drupa2000 から帰国後、2000 年6 月16 日、東京・神田で国際印刷大学校の設立総会を開催した。日本で初めての印刷メディアをインターネットで教育・研究するバーチャル大学が設立された。理事長には富士精版印刷㈱の石川忠会長、学長には九州産業大学名誉教授の木下堯博が選出され、2 学部6 学科の構成で1 学科2 名の客員教授計12 名が就任した。客員教授は各分野の専門領域を教育・研究し、その成果を学年末の3 月に刊行する研究報告に発表してきた。2001 年3 月には創刊号を発行、20 年間継続的に毎年刊行され、本年2020 年で第20 巻となった。それぞれの論文題目は巻末に掲載されている。この研究報告は印刷メディア系大学図書館、国立國会図書館、印刷博物館、印刷図書館などにも寄贈されているので、各館で閲覧可能である。更に、国際印刷大学校のURL(www.media-igu.com)に電子ブックとしても公開されている。2019 年に第2 回目の合本(Vol.10 からVol.19)が完成し(写真上部参照)、今後、2030年に向けて更に、印刷メディアの教育・研究をAI やIT・ロボットなどの理論を活用し、積み上げていく所存です。皆様方のご支援・ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。巻頭言写真 国際印刷大学校研究報告創刊号から第19巻合本(写真上部;第10巻~第19巻合本)