ブックタイトル国際印刷大学校研究報告 第20巻

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概要

国際印刷大学校研究報告 第20巻

30 近年、デジタル化の急速な進展は各分野でめざましいものがあります。 これらに対応できる印刷・同関連部門の教育や研究が急務となってきました。しかしながら既存の印刷系大学や専門学校などでの教育は21 世紀の産業界のニーズに応えるには充分とはいえません。 教育界と産業界とのギャップを解消することが重要な課題でもあります。 そこで実務経験豊かで教育研究指導が出来るスタッフにより授業料無料のバーチャル大学「国際印刷大学校」http://www.media-igu.com を設立しました。 この大学校は2 学部6 学科の構成で印刷分野をすべて網羅したカリキュラムが準備されていると共に各学科でそれぞれ専門学科目が設けられています。 共通の学科目には基礎学科目と研究学科目とがあります。 年齢や学歴を問わず、いつでも誰でもどこでも受講出来、Web やE-Mail などによる教育や研究が展開されます。 皆様のご支援並びにご指導の程、よろしくお願い致します。国際印刷大学校設立趣意書 平成12 年6 月16 日、国際印刷大学校の設立総会が開催され規定の審議が行われ、理事会組織と教授会の組織が承認されました。 事業計画としてはデジタル化の進歩発展にともない欧米ではpoint01、IPEX2002 でもみられるように産学協同が急速に進む中で、世界のグラフィックアーツ系大学との連携を視野にいれながら若い世代の人材育成を行うことを第一目標としています。 さらに、教授スタッフによる研究活動の促進と企業との共同研究、研究報告の刊行などを実施することなどが承認されました。 規定による人事は発起人12 名を客員教授とし、2 学部6 学科のうち、専門分野を考慮し、1 学科に2 名を所属することにし、学長には木下堯博(元九州産業大学教授芸術学部長・教務部長)が就任しました。 理事会人事は理事長に石川 忠氏(富士精版印刷株式会社会長)が選出されました。副理事長制度により関東、中部、関西、九州各地に広く協力体制を構築し国際印刷大学校の理念を印刷及び関連業界の皆様にご理解いただくよう配慮しています。 更に、21 世紀の印刷系の新しい大学として拡充を目指していくことが確認されました。又、賛助会員の入会の依頼を多方面に展開して行くことも承認されました。以上国際印刷大学校の設立