ブックタイトル国際印刷大学校研究報告 第20巻

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国際印刷大学校研究報告 第20巻

2■国際印刷大学校研究報告第20巻(2020)グラフィックアーツ学研究(Ⅲ)Studies on the Graphic Arts Engineering Theory(Ⅲ)Akihiro KINOSHITA1、はじめに1994 年3 月に著書、画像情報の展望~2020 年へのアプローチ~(全175 頁、A5 判)を上梓した。この内容は1961 年11 月の日本印刷学会秋季研究発表会での要旨の題目; オフセット印刷の調子再現の研究発表から1994 年度日本印刷年鑑(1993 年12 月発行)に掲載した印刷教育の展望(Ⅲ)までの34 年間の論文・著書は271 件、研究発表及び講演260 件の合計531 件となり、これらを基本としてまとめた。この著書は第1 章印刷画像史、第2 章印刷教育論、第3 章画像再現論、第4 章コンピュータ処理論、第5 章画像コミュニケーション論、第6 章21 世紀の画像情報の6 部門から構成され、著書題目; 画像情報の展望~2020 年へのアプローチ~ として全175 頁で刊行し、関係各方面に贈呈した。この著書は1994 年3 月31 日の発行日で企画・デザイン・印刷は東洋紙業株式会社に依頼し、自費出版でまとめた。(表1 上段)2、グラフィックアーツ学研究ここで利用されたオリジナルの各論文は合計531 件となり、それぞれの原本(論文)を各章別に6 分類し、このうち、第1 章(14 報)、第2 章(21 報)、第3 章(30 報)までの各論文をグラフィックアーツ学研究(上巻)論文集として1997 年に刊行した。グラフィックアーツ学研究(中巻)は第4 章(26 報)、第5 章(20 報)の論文を中心として1998 年に完成した。グラフィックアーツ学研究(下巻)は第6 章の論文36 報と全体像を集約し、1999 年に上梓した。しかし、グラフィックアーツ学研究、上、中、下の各巻に掲載されなかった論文も多数あり、これらを論文集としてまとめグラフィックアーツ学研究別巻(Ⅰ)47 報として2000 年に刊行した。2000 年3 月に九州産業大学を定年退職し、同年6 月に印刷メディアに関するバーチャル大学である国際印刷大学校2学部6学科を設立し、教育・研究及び海外交流などを継続して行ってきた。グラフィックアーツ学研究別巻(Ⅱ)は2002 年12 月、日本印刷学会の推薦により、野間賞を受賞した際、46 報の各論文と活動記録を中心とし、刊行してきた。一方、国際印刷大学校での研究報告(毎年3 月に刊行)で発表した論文は国際印刷大学校研究報告創刊号(2001 年)から第20 巻(2020 年)の20 年間で45 報となり、これら論文発表をもとに各論文や要旨などを整理し、ここにグラフィックアーツ学研究「別巻」(Ⅲ)としてまとめた。(表2)表1 は1961 年から2020 年までの60 年間の刊行内容を一覧表としたものである。今回のグラフィックアーツ学研究(Ⅲ)はこの表1 の最後の段にまとめていて、別巻3 に該当し、国際印刷大学校研究報告に発表した論文25編、巻頭言12報、要旨8件の45報から構成されている。2001 年に刊行した創刊号では論文「世界の印刷技術動向」ではdrupa2000 での活動動向をふまえ2020 年までの展望をまとめた。表2 は今回刊行したグラフィックアーツ学研究(Ⅲ)の各章での論文、巻頭言、要旨のそれぞれ題目を示している。その他、2000 年からの印刷関連の雑誌及び学会などで報告した多数の論文及び要旨などは国際印刷大学校のURL(www.media-igu.com)上で公開中ですのでご参照下さい。木下堯博